話題の角質培養で毛穴の角栓が取れるのか。やり方や危険性を徹底解説

こんにちは!

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皆さんは、「角質培養」って聞いたことありますか?

簡単に言えば、角質を除去したり削るのではなく、角質内の環境を育てましょう!という、”角質を育てて守る”毛穴ケアの方法です。

世間では毛穴ケアといえば、角質や角栓のピーリングなどが主流ですが、最近ではこの「角質培養」が話題になりつつあります。

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そこで今回は、この「角質培養」とは、一体どんなやり方なのか、毛穴の角栓は取れるのか、また、危険性はあるのかについて解説していきます。

角質培養とは?毛穴の角栓がゴッソリ取れる?

角質培養とは?毛穴の角栓がゴッソリ取れる?

「角質培養」とは、角質を落とすのではなく、守って育てていこうというケア法のことです。

最近はピーリングなどといった「角質を落とす」ケアが流行っていますが、角質は本来肌に必要なものです。

なので、落とすのではなく、逆に守って正常に働かせたほうが、肌のためには効果的とされています。

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要するに、“角質を守り育てる=肌バリアを守る”という考え方です。

角質培養のメリット

・肌を根本から変え毛穴を改善できる

・ニキビができにくい肌になる

・肌本来のターンオーバー機能が回復する

・シミが目立たなくなり美白効果が期待できる

正常な肌の場合、角質は役目を終えると垢として自然に剥がれていきます。

自然に剥がれるようにするために、洗顔料や化粧品はケミカルなものは使わず、余計なケアはせず、とにかく放置・見守っていく。これが角質培養です。

角質培養の正しいやり方

角質培養のやり方

角質培養は、何かものすごく特別なことをするわけではありません。角質培養とはとにかく引き算のスキンケアです。

基本的な角質培養のやり方はこのような感じです。

角質培養のやり方

①クレンジング剤の使用をやめる

②洗顔料は使わないorマイルドなもので

③たっぷりと保湿をする

角質培養をするには、とにかく角質を落とすような強い刺激を与えない!!これがとっても重要です!

洗顔は基本的にはぬるま湯のみで、洗顔料は使いません。

どうしても使いたい場合はマイルドな洗顔料を使ってもOKですが、サッと洗い、サッと流してください。泡が顔に触れている時間は10秒程度が理想です。

タオルで水を拭き取るときにも、顔にタオルを擦り付けず、優しく肌にタオルをポンポンと押さえるようにして水分を拭き取ります。

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皮脂や保湿成分がないので角質は無防備な状態です。割れ物を扱うつもりで、肌をタオルで優しく押さえるようにしましょう。

そして、大事なのは保湿です。

角質培養のためには、一瞬たりともお肌を無防備にしてはいけません。

セラミド入りなどの保湿成分の高い美容液やクリームなどで、念入りに保湿をしてください。

角質培養で鼻のモサモサがすごい。断念したい…

角質培養は、その名の通り「角栓を育てる」方法です。

そのためケアを続けていると、このようにだんだんと角栓が育ってきて、毛穴に白いモサモサが溜まってきます。

角質培養による鼻のモサモサ
(出典:https://beauty.link-a.net/)
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ヤバすぎる・・・

しかし!!ここが我慢の時です。これは角栓が順調に育ってきている証拠です。

無理に剥がしたり押し出したりしてしまうと、今までの努力が水の泡となってしまいますので、絶対に無理に取ってはいけません。

化粧でも隠せずメンタル的にも辛いかもしれませんが、しばらくしたら自然にポロっと取れてきますので、時が来るのを待ちましょう。

角質培養、どれくらいで効果が出る?

角栓培養、どれくらいで効果出る?

角質培養は、世にあるケミカル化粧品のように、すぐに効果が現れるものではありません。

今までのスキンケアからシンプルな最低限のケアに切り替えることで、最初は一時的に肌が荒れてきたりもしますが、1ヶ月もするとだんだんと落ち着いてきます。

角質培養を初めて数日、一時的に肌が荒れたからといって合わなかった、と決めつけるのは時期尚早ですので、まずは1ヶ月ほど様子をみてみましょう。

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効果の現れ方には個人差があるので、1ヶ月ほどで肌が改善される人もいれば、半年くらい時間がかかる人もいます。あまり焦らずにじっくりスタンスで取り組んでいきましょう。

角質培養がおすすめできない人

角質培養がおすすめできない人

そんな万能のように見える角質培養ですが、全ての人に対しておすすめできるのかというとそうではありません。

以下に当てはまる方は、角質培養はあまりおすすめできません。

・30代後半以降の方

・肌のターンオーバーが乱れていると感じる方

・ニキビなどの肌トラブルがある方

角質培養は、お肌のターンオーバーがまだ衰えていない30代前半までの方が対象です。

一般的には30代後半くらいから、ターンオーバーの速度がだんだん遅くなってくると言われています。

ターンオーバーが遅くなっていくと、それだけ余計な角質も溜まっていきます。そういう人が角質培養をすると、状況をさらに悪化させることがあるのです。

また、何かしらの肌トラブルが起きているという人はやめておいた方が無難です。

余計な角質が溜まりすぎると、毛穴が詰まりニキビの原因になったり、化粧品が浸透しにくくなったりします。

角質が溜まったことにより肌トラブルが起きている可能性があるため、さらに角質を溜まらせる行為は、より肌荒れの原因となる可能性があるからです。

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なので、あまりにも角質が溜まりすぎている場合は、培養するよりもむしろ、ピーリングなどの落とす方に専念した方が良いです。

しかし、ピーリングも実はかなり攻めのスキンケアなので、肌が荒れている場合は逆効果になることがあります。

何かしらの肌トラブルがある場合は、「とにかく保湿!余計なことをしない!」のが無難です。

実は危険?ピーリングと角質培養の違いとは

実は危険?ピーリングと角質培養の違いとは

世の中の毛穴ケア法や角質除去といえばピーリングが主流になりつつありますが、実はピーリングは思ったよりもリスクのある行為だということをご存知ですか?

よくCMなどで、「古い角質が溜まって肌がごわつく」「角質が上手に取れずにターンオーバーが乱れる」などと言われていますが、実は私たちの角質は思ったよりも毎日しっかり落ちていってくれています。

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メイクや洗顔を毎日して、外に出て外気に晒されて、運動して発汗して…
それだけで、ちゃんと不必要な角質は役目を終え剥がれていくのです。

ピーリングをすると、新しい角質まで剥がれてしまう危険性があります。

すると、まだ表面に出る準備の整ってない部分が出てくるので、一見、肌はガラスのようにピカピカつるつるにキレイになったように見えます。

しかしこれを繰り返していくと、余計に肌のターンオーバーが乱れ、これ以上角質が剥がれまいと、必要以上に硬くゴワゴワした肌になってしまうのです。

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色々とやりすぎて肌が目を回している状態ですね。まさに”やり過ぎスキンケア”の典型例です。

様々なスキンケアを行っているのに、一向に肌の状態がよくならないという方は、過剰すぎるスキンケアが原因かもしれません。

肌は本来、自分の力で再生する力を持っています。

人工的なものの使いすぎはやめて、肌そのものの働きを助ける「角質培養」のようなスキンケアに切り替えてみてはいかがでしょうか。

ちなみに…

日々肌にいい化粧品やスキンケア用品を追求することに心を燃やしている著者(@beautyishealth_official)ですが、最近見つけた個人的イチオシのシカクリームがあるので、スキンケア迷走中の方はよかったらぜひこちらの記事もチェックしてみてください💄❤

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